夢なんてない?「夢を叶えるゾウ」を4分で吸収しよう【まとめ】
最近は暴力的な暑さですね...
他のリア充がBBQやらなにやらしてますけど、こんな日は家にこもるに限りますよ。(笑)
エアコンは23度に設定して、
家にある一番柔らかいソファで、
馬鹿デカいアイスコーヒー飲みながら、
本でも。読みましょう。
今日は僕が初めて読んだ自己啓発本「夢を叶えるゾウ」の感想(高校2年次に書いたもの)とまとめを載せます。
(高校生だった僕の)感想
一番好きな一冊。人生にやる気が出てくる。
まずは本について。
様々な文献から自己啓発の要素を引っ張ってきて、
ガネーシャ(著者)の意見でコメディタッチに繋ぐ。
偉人、つまりは過去の成功者の言葉、行動を根拠に論を展開する。
まず問題意識に共感。
芸能人を見られて良かった、ではなく、感じた違いや差に悔しいと感じる主人公。
僕も芸能人を見るとそんな気持ちになる。
参考文献が多い。6.7割くらいが偉人の伝記。
...短!!!
書くことは嫌いだったんですよね、当時。
そんな僕が書き留める程なので、衝撃は凄まじく大きかったことが推測されます。
夢が欲しい高校生に是非!
下記に、要点だけまとめを書いとくので(めっちゃネタバレ)、
すぐに知りたい人はスクロール!
ゆっくり読みたい人は読まないでおいてください。汗
まとめ
・ガネーシャと主人公の対話形式が主。たまに主人公の独白。「嫌われる勇気」と同形式。
・エピソードが二五個。それぞれに教訓とショートストーリー。偉人の言葉や行動で説得力を持たせる。
・初章(問題提起)
サラリーマンの主人公が六本木のパーティーで著名人たちとの差を感じ、成功したいと考える。
芸能人を見られて良かったではなく、悔しいと感じるところに共感した。
・エピソード1 靴を磨く→自分の商売道具を大事に
野球選手、鈴木一朗は小学生の時からグラブを丁寧に磨着続けた。仕事に対してまっすぐな姿勢を常に取る。
・エピソード2 募金する→世の中をよくする気持ちを常に持つ
石油王、ジョン・ロックフェラーは若い頃から収入の一割を寄付した。
・エピソード3 腹八分目→眠気を抑える、モチベーションを上げる
仏教の開祖、釈迦「一切の疾病は寝食を元とす」
・エピソード4 人が欲しがっている物を先取りする→潜在的欲求を見抜く
自動車会社フォード社の創業者、ヘンリーフォードは、より早く移動したい人々の欲求を見抜き、早い馬ではなく車を作った。
・エピソード5 人を笑わせる→空気を作る
サウス・ウェスト航空の創業者、ハーブ・ケレハーは広告がかぶったライバル社の会長に腕相撲の挑戦状を叩きつけた。
経済学者、ケインズ「我々(の経済)は今後どうなりますかの問いに対し、死にますと答えた」。
・エピソード6 トイレ掃除をする→誰もやりたがらない事を率先してやる
パナソニックの創業者、松下幸之助は誰よりも早く出社し、仕事する前にトイレを磨いた。
ホンダの創業者、本田宗一郎は皆で綺麗にする意識を持つため、トイレを工場の真ん中に作った。
・エピソード7 まっすぐ帰宅する→能動的に、自分の計画を遂行する
モダンホラー小説家、スティーブン・キングは学校の教師の傍ら、小説を書き続けた。
ガネーシャ(著者)の受動的な「反応」ではなく、自分で計画を立て、能動的に世の中に働きかけることが必要だといい、共感した。誘わせるな、誘え。
・エピソード8 一日頑張れた事を褒める→頑張る事が楽しいと考える
漫画家、手塚治虫は六十で亡くなったが死ぬ直前のベッドの上でも漫画を描いていた。
・エピソード9 一日何をやめる→時間は有限、新しい事を始める空きを作る
KFCの創業者、カーネル・サンダースは長年続けたカフェを手放し、フライドチキンを他の店に売り始めた。フランチャイズの始まり。
・エピソード10 決めたことを続ける環境を作る→意識は変えられない
アメリカ大統領のリンカーンの「人民の、人民による、人民のための政治」で有名な「ゲティスバーグ演説」は引用。
慶應義塾の創設者、福沢諭吉の学問のススメの「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」はアメリカ独立宣言からの引用。
・エピソード11 毎朝、身なりを整える→内面を変えるのは難しい
フランスの革命家、ナポレオン・ボナパルト「人はその制服の通りに人間になる」
ファッションデザイナー、ココ・シャネルはコルセットとドレスが一般的だった時代に動きやすいパンツスタイルを創り、結果的に女性の社会進出を促した。
・エピソード12 自分が一番得意な事を人に聞く→価値を決めるのは他人
バスケット選手、マイケル・ジョーダンは野球に転身したこともあったが、バスケの方が得意だと気付き、戻ってブルズを優勝に導いた。
・エピソード13 自分の苦手な事を人に聞く→
ヴァージングループの創業者、リチャード・ブランソンは難読症だったがその分想像を膨らますのが得意で、それがビジネスの成功要因だったと語る。短所も長所になりうる。
・エピソード14 夢を楽しく想像する→勝手にワクワクする想像が大事
パイ投げスナイパーの開祖、ノエル・ゴディンはパイ投げを生き甲斐にして四十年生きている。
・エピソード15 運がいいと口に出して言う→常に前向きに考える
発明家、トーマス・エジソン「この実験が失敗だとわかったからまた一つ成功に近づいた、だから成功なんだ」
・エピソード16 ただでもらう→営業力、世渡り上手であれ
劇作家のウィルアム・シェイクスピアはお金持ちから可愛がられ、沢山の援助を貰っていた。
・エピソード17 明日の準備をする→常に結果を出すには準備が必要
ロードレーサー、ランス・アームストロングはツール・ド・フランスで綿密な用意を行い、七連覇した。
・エピソード18 身近で一番大事な人を喜ばせる→誰が大事かを考える
コカコーラ社長、ロベルト・ゴイズエタは大株主のをーレン・バフェットと毎日電話していた。
・エピソード19 誰かのいい所を見つけて褒める→
カーネギー鉄鋼会社創業者、アンドリュー・カーネギーは名前を大事にしていた。合併した会社の名前を残すようにし、飼っていたウサギを可愛がる子供の名前をウサギにつけた。
・エピソード20 人の長所を盗む→
音楽家、アマデウス・モーヅアルトは人の曲をたくさん真似たが、その分人を喜ばせたのでパクリとはならなかった。
ウォルマート創始者、サム・ウォルトン「自分がやったことの大半は他人の模倣だ」
・エピソード21 求人情報誌を見る→経験ないのにやりたい事は探せない
自然科学者、チャールズ・ダーウィンは欲しいカブトムシを口に入れた。
・エピソード22 お参りに行く→少しでも可能性がある事はやってみる
ゴルファー、タイガー・ウッズは母親の影響でよくお参りに行った。
科学者、アインシュタイン「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である」
・エピソード23 人気のお店でその理由を観察する→人と違う視点を持つ
ビタミンCの発見者、アルバート・セント・ジョルジ「発見とは、みんなと同じものを見て、誰も思いつかないようなものを考えることだ」
・エピソード24 プレゼントして驚かせる→人は期待以上な時に喜ぶ
小説家、ツルネーゲフはホームレスに食べ物を求められて握手した。
・最後の課題1 やらずに後悔している事を今日から始める
ガネーシャ(著者)「やりたい事を見つけるためには『体感』のみ」
ガネーシャ(著者)「皆と自分に境界線を引くのは「今」だけ」
・最後の課題2 サービスとして夢を語る→世の中のために、を考える
アップルの創業者、スティーブ・ジョブスはペプシコーラの社長、ジョンスカリーを「世界を変えよう」とスカウトした。
・最後の課題3 人の成功をサポートする→人の成功は自分の成功に繋がる
飛行機を最初に作ったライト兄弟は、人気者だったグレン・カーチスとの特許権争いに敗れた。
・最後の課題4 応募する→誰かに才能を認められる事がきっかけとなる
イスラエルの老婦、エステル・ゴランタンは八十五歳の年齢で映画出演者の募集に応募、アビル映画祭で最優秀女優賞に選出された。
・最後の課題5 毎日、感謝する→欲求の足りない部分を補完するのは、愛。