究極の愛とは?"暴力"か、"罪の共有"か【ミステリー】
夜更かしが続いています...昨日は25時就寝、8時起床かな。
今夜こそ!
早寝に挑戦します、ミナトです。
今夜はさらっと読めちゃった、湊かなえ「Nのために」の書評です。(ネタバレはなし)
読後2秒後の感想としては、
登場人物、みんな虐待受けすぎ!!!
です。(笑)
「究極の愛」とは何か、について様々な視点から考えるのですが、
みんながみんな、歪んだ背景で、共感はしづらい...
それでも、その悲しさにグッとくる、何かhあります。
なんなんでしょうかね、あの感じ。
あと、登場人物の一人に小説家を目指す男の子がいるのですが、
その子を通して、「文学」とは何か、勝手に想いを馳せました。
個人的な考えでは、人間の不完全さ、暗い闇のような部分があってこそ、
それを他の人にわかってもらいたくて、文学があるのかなと思います。
だから、本を読む人も書く人も、きっと、そんな暗い部分に感情移入できる人が多いのかなと。
リア充とかは読まないイメージだし、知的好奇心の強い人は暗い部分を持ってる人が多いのかなと。
僕自身、すごく明るいと自負しておりますが、
人間の暗い部分も分かっていたいと思ってます。
そんな気持ちにさせる、一冊でした。
3時間もあれば読破できるので、ぜひ、隙間時間にオススメします!
それでは〜